NHKのBSで人類学者エマヌエル・トッドさんというフランス人が、人類の未来について発言していた。
基本的な認識は私と似ている。
また彼の見解は、他の人たちも多数指摘していることではある。
日本は、経済を主にアメリカに依存しすぎている。そして防衛、さらにそれの基づいた政治体制
・・・日本独自のポリシーがなく、常にアメリカの受け売り、アメリカ次第
・・・アメリカの言いなりという事。
また更に彼の言では、日本を子供に例えると、アメリカが親である。
その子供、日本は、今回のサブプライム問題に端を発した、世界的な経済問題・危機、それを全世界で乗り越えようと必死になっている
・・・そのような中、彼の指摘はアメリカはソ連と同様に、国家存亡の危機にあるという事である。
また日本にいる私には実感が無いが、アメリカ社会の貧富の差は、とてつもなく大きいという事。
またアメリカの殆どの州は、財政赤字に陥っているという事。
それらの影響で、アメリカ国内は、国民の不満が爆発間近であるといった大きな国内問題を抱えている。
・・・しかし黒人で初めての大統領となったオバマの人気もまた絶大で、そのためにアメリカ人は少しだけ未来に楽観的な展望を持っていると言ったところであろう・・・
つまりアメリカという名の親は死ぬ運命にある
・・・しかし親離れできない日本という国家は、アメリカの死があるという前提で、政治や経済などの物事を考えることすらも出来ない
・・・人間の家族においてしばしば遭遇するような、親離れの出来ない子供のいる状況である。
またトッドさんがアメリカが衰退せざるを得ない可能性が高いと予想する根拠は、新生児死亡率(1000人の出生における新生児の死亡数)が健全な国家よりもはるかに高いという事である。日本は3.0で世界最小レベル、ヨーロッパが4ぐらい、一方アメリカは7、それはポーランドと同じぐらいなのだそうである。この数字は、その国の社会の成熟度を、人類学的には明確に表す指標であるというのは、説得力があった。
・・・崩壊前のソ連は、新生児死亡率が1970年代前半に上昇傾向を示し、その後は発表すらもしなくなってしまった
・・・アメリカの新生児死亡率は、世界的に成熟した、健全な国の、それよりもはるかに高いのである!!
また国として大きな問題は、(合計特殊)出生率である。これは一人の女性が生涯出産する子供の数である。人口を維持するには、日本においては2.1が必要であるというのは、医学部の授業でも出てくる数字である・・・
それが日本においてはしばらく1.3という辺りで留まっている。つまり2050年には今の日本の人口12000万人台から9500万人程度に減少するという事・・・
また日本は移民を頑なに受け入れようとはしない・・・
その点に関しては私見であるが、日本における外国語教育のレベルが低いという事が足を引っ張っているように思える
・・・つまり日本人は自分らの語学力に大きなコンプレックスを持っており、そのため世界共通語的な英語ですらも、殆ど扱えないことより、移民を受け入れても、コミュニケーションを図れないと大変恐れているのではないだろうか??
『島国根性』
といえばそうかもしれないが、日本人は移民と同じ言葉を話せないし、信用できないのでは無いだろうか!!?
これでは日本も国力を維持することは出来ない・・・
基本的な認識は私と似ている。
また彼の見解は、他の人たちも多数指摘していることではある。
日本は、経済を主にアメリカに依存しすぎている。そして防衛、さらにそれの基づいた政治体制
・・・日本独自のポリシーがなく、常にアメリカの受け売り、アメリカ次第
・・・アメリカの言いなりという事。
また更に彼の言では、日本を子供に例えると、アメリカが親である。
その子供、日本は、今回のサブプライム問題に端を発した、世界的な経済問題・危機、それを全世界で乗り越えようと必死になっている
・・・そのような中、彼の指摘はアメリカはソ連と同様に、国家存亡の危機にあるという事である。
また日本にいる私には実感が無いが、アメリカ社会の貧富の差は、とてつもなく大きいという事。
またアメリカの殆どの州は、財政赤字に陥っているという事。
それらの影響で、アメリカ国内は、国民の不満が爆発間近であるといった大きな国内問題を抱えている。
・・・しかし黒人で初めての大統領となったオバマの人気もまた絶大で、そのためにアメリカ人は少しだけ未来に楽観的な展望を持っていると言ったところであろう・・・
つまりアメリカという名の親は死ぬ運命にある
・・・しかし親離れできない日本という国家は、アメリカの死があるという前提で、政治や経済などの物事を考えることすらも出来ない
・・・人間の家族においてしばしば遭遇するような、親離れの出来ない子供のいる状況である。
またトッドさんがアメリカが衰退せざるを得ない可能性が高いと予想する根拠は、新生児死亡率(1000人の出生における新生児の死亡数)が健全な国家よりもはるかに高いという事である。日本は3.0で世界最小レベル、ヨーロッパが4ぐらい、一方アメリカは7、それはポーランドと同じぐらいなのだそうである。この数字は、その国の社会の成熟度を、人類学的には明確に表す指標であるというのは、説得力があった。
・・・崩壊前のソ連は、新生児死亡率が1970年代前半に上昇傾向を示し、その後は発表すらもしなくなってしまった
・・・アメリカの新生児死亡率は、世界的に成熟した、健全な国の、それよりもはるかに高いのである!!
また国として大きな問題は、(合計特殊)出生率である。これは一人の女性が生涯出産する子供の数である。人口を維持するには、日本においては2.1が必要であるというのは、医学部の授業でも出てくる数字である・・・
それが日本においてはしばらく1.3という辺りで留まっている。つまり2050年には今の日本の人口12000万人台から9500万人程度に減少するという事・・・
また日本は移民を頑なに受け入れようとはしない・・・
その点に関しては私見であるが、日本における外国語教育のレベルが低いという事が足を引っ張っているように思える
・・・つまり日本人は自分らの語学力に大きなコンプレックスを持っており、そのため世界共通語的な英語ですらも、殆ど扱えないことより、移民を受け入れても、コミュニケーションを図れないと大変恐れているのではないだろうか??
『島国根性』
といえばそうかもしれないが、日本人は移民と同じ言葉を話せないし、信用できないのでは無いだろうか!!?
これでは日本も国力を維持することは出来ない・・・