a1842beb.JPG 久しぶりに映画を見た・・・
 『釣馬鹿日誌19』・・・

 これは22年前に遡って、今度の今週末からロードショーが行われる『釣りバカ日誌20』をもって、完結編なのだそうである・・・


 この『釣りバカ日誌19』・・・
 最近のこの映画は、確かにマンネリである・・・

 恐らく22年前は私も殆ど釣りをしていなかったし、
 釣りの世界は「きっと楽しいのだろうな〜〜」と夢を与えてくれていたような、印象を持った・・・
 だからとても魅力を感じて、この『釣りバカシリーズ』を見てきたような気がする・・・

 しかし少なくとも、釣りの描写は、本来の釣りの面白さや、ノウハウの記述が著しく実際の興味を持てる釣りの描写からはかけ離れている・・・
   ・・・興ざめであるという評価を受けても致し方なさそうに思える・・・
   ・・・これは映画自体のモティーフ、構成が、本来釣りが好きで、釣りを中心軸に据えた映画作りではないという、構造的問題点、矛盾を露呈しているように私には思える・・・

 かといって、『寅さんシリーズ』のような下町のほのぼのした地域社会における、三枚目の男の、恋物語としてもインパクト、新鮮さ、その描写の徹底具合いに欠けているといわれても、致し方無さそうに思える・・・


 私もかれこれ釣りを始めて15年・・・
 思えば時間が経つのは早いものである・・・

 そして今、この『釣りバカシリーズ』数年前から物足りなさを感じてきた自分がいる・・・
20090906上総湊26マゴチ20090906上総湊18カサゴ20090906上総湊34エイ