cd6d2847.jpg 太宰治の生家が「斜陽館」であることは、多分中学生の頃より知っていた。

 しかし愛人?恋人?と玉川上水で入水自殺をしたという、経歴を知って・・・
 また太宰治には、女性の熱烈なファンがいるという事に嫉妬してか・・・
 どうも好きにはなれない作家であった!

 斜陽館・・・

 何処と無く、傾きかけた日差しを連想し・・・
 津軽の田舎だし・・・
 津軽は、冬は寒く、人の住むには向いていないところ・・・
 そして太宰治だし・・・

 今までは、特別行きたいという気持ちになったことは無かった!


 しかし実際、入ってびっくり!!

 斜陽どころではなく・・・
 美術館であった!!


 そして、多分知っていたことであったような気がするが、記憶は薄れてはいるが・・・
 太宰と、父親との確執・・・
 地元の中学で、一番の成績を学校がつけたのは、地元の大金持ちで、議員であった実力者、名士であった太宰の父親・・・
 学校関係者などが、その父親に気を配り、太宰を主席にしたのであろうと、かんぐった父親・・・
 そしてそう思い込んで、実力で主席であったはずの太宰を、わざと留年させてしまった父親・・・

 多分、太宰なりに一所懸命勉強して、主席を取ったのだと思う・・・!!
 それなのに、留年までさせる父親の仕打ち・・・!!
 そして太宰は、父の土地で働く小作たちの暴動?を体験することにより・・・
 自分の父が金持ちなのは、本来小作の物であった土地を父が奪って、搾取するという悪行を働いたからだと信じ込む太宰・・・!!

 本当なら、人が羨んでも、羨み尽きることが無い、太宰の生家!!

 この父子の歯車が喰いちがい始め、悲劇を生んだ・・・!!

 どこか人事ではない、神様がいたずらをしたがための、起こる筈の無い悲劇を目の当たりにすると・・・
 太宰のことを、誤解していた自分が・・・

とてもいけない評価を太宰にしてしまっていたことを、反省したい!!



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