45cd1d5a.jpg 今まで、『原発は、放射性物質を漏出するから反対!!』
 『原発は、原爆に似ているから反対!!』

 と思わされ続けてきた。


 しかし今回の事故・・・
 緊急炉心冷却装置が作動して、燃料隔壁に燃料棒が収納されるところまでは正常であった。
 そして、急に反応を止めても、崩壊熱なるもので炉心が熱くなって来て、放置すると炉心を溶かしてしまうことになる。
 という原理原則!!があることがよく判った!!

 ならば何故、3月11日の14時50分ごろ地震があり、その後大きな津波が来て・・・
 原発に障害が起こり、その主たるものは冷却装置の不調・・・
 電源の欠損・・・


 そしてその時点で、冷却を放棄すれば、今の私なら、近い将来、炉心の溶融という奴が起こり、炉心が崩壊、もしくは炉心から大量の放射線物質が漏出することは予期できる!

 そして途中、核燃料棒の金属が酸化される際に、水素が放出されることも知り、それが爆発することも知っている。

 ならば何故、原発の担当者は、大災害ではあるが、何よりも優先して炉心の冷却手段を実行しなかったのであろうか?
 そのために自衛隊や消防などの総力を挙げて、大型ヘリコプターなどを利用した、原発周囲の瓦礫の撤去と、ポンプもしくは電源車の調達、および同時並行して、高圧線による電気の疎通をはからなかったのか??


 原発事故の弊害が現時点(3月23日16時時点)で納まっていたとしても、メガバンクは約2兆円を東電に融資するはめになり・・・

 それは、大震災だけでも非常に大きな損害を被っている日本にとって、致命的なのではないかと個人的には思うが、更に非常に重傷を負わせている現実がある。