2a94753b.jpg 3.11の東日本大震災。
 東京にいても、それなりに揺れたし・・・
 建物や家財には、ダメージがあった。

 最初は、東京では数少なく、我が家のダメージが大きく・・・
 一人悲しい思いをしていたが・・・

 周囲の人もご自分の家のダメージについては、あまり語られたく内容であるが、聞いてみると結構被害が出ていた。
 例えば、建物にヒビが入ったり・・・
 家具が倒れたり・・・
 食器が割れたり・・・

 そして結論は『それが震度5(強)だという事!!』である!!


 そして今後起こりうるリスクは・・・
 東京では、それ以上の地震が来うる可能性が否定できないという事。
 直下型の、『関東大震災』程度の地震でも、震度は7ぐらいになる可能性があるという事。

 そうすると『新耐震基準』(1981年)を満たしている建物であっても、半壊全壊の被害が出るであろうという事。
 元々、姉歯建築士の『耐震偽造問題』などに引っかからなくても、自分住んでいる家は、半壊か全壊になるであろうという事。
 その時、家の中にいた人たちが、命を奪われなければ、それは幸運なこと。
・・・それが、現時点の『耐震基準である』という現実。

 それが『不動産を所有すること』のリスクであり・・・
 土地自体は、時として、液状化や、地すべりを起こすものである。
 それが『不動産を所有すること』である。

 ましてや『不動産業』として
 『賃貸物件を所有するという事』は、『東京ルール』なる行政的なリスクや、賃料未納問題、敷金返還問題という、更なるリスクを背負うという事である。

 地震から、教訓を教えていただいたような気がした!!