4dd1b450.jpg 当たり前ですが・・・
 人間の英知?により、ウランの核分裂を起こさせ、その際のエネルギーを利用するという技術が考案された。
 
 しかもウランの核分裂などにより、自然界には存在しない新たな放射性物質が作り出される。

 そしてそれらの安全な処理方法が、いまだに考案されていない。


 そんな事 福島原発事故後の今となっては、誰でも良く知っている言葉や表現である。

 しかし、ちょっと考えると・・・その大きな問題点に気がつく!
 物質の化学反応と違い・・・
 原子力という技術は、物質の最も基本的な構造の一つである核をいじる技術であり・・・
 自然界に存在しない物質を新たに造るという事である。


 つまり大抵の化学反応は、地球が出来てから50億年近い間 繰り返し起こってきた反応である。
 しかし核反応は、地球上では20世紀から起こされるようになり・・・
 地球にとって初めての物質を作り出す反応であるという事である。

 つまり我々人間を含めた生物が、最近付き合い始めることになった素性の知れない新たな物質であるという事である。

 そして今、その人体に及ぼす、・・・
 人体の基本骨格とも言える遺伝子に対しての悪影響は、免れ得ないものであるとみなされている。


 こんな物質との付き合い方、特にその処理方法が、如何にしたら考案されうるであろうか・・・???