6b1b6a80.jpg 週末の石原氏・・・
 「日本維新の会」「みんなの会」などと組する??

 しかも「原発」「消費税」で政策上の一致を見ない!?

 という表現をよく耳にした。


 確かに『官僚』機構は日本の政治を歪めてきた。
 そして官僚が好きなままやらせるわけには行かない、というのは一応感覚的には理解できる。

 しかし問題は何であったのであろうか?
 
 政治が歪められたのは官僚のせい?
  私には、政治家が信念を持って政策を貫こうとしていないという事。
  政策の継承が行われていないという事。
  一方官僚は、基本 終身雇用体制で、自分の仕事は専門性を持って、裏技を駆使しても、遂行できる組織であるという事。
  逆に官僚は自分が与えられた分野では専門家たりうるが、他分野とのバランス・・・
  日本全体的な政策の方向性については、根本的に考える組織ではないという事。
  全体的な方向性を提示するのは、個々の省庁がいかなる実力で何をしていたり、何をこれからしようとしているのか熟知した上で、全体的なバランスは政治家が取るべきものである!
  既存の政治家には、その力量が欠落しているということである。

 問題点は、基本的に今の政治家は勉強が足りなさ過ぎるという事。
 政治家は、衆議院や参議院共に、任期はあるが官僚の終身雇用と比べると余りに短すぎる。
 しかし政治家に求められるのは、たとえその短い任期であっても、日本が向かうべき方向を誤らずにコントロールする事である。
 つまり政治家は、勉強不足で、国民から嫌われるので、その責任を官僚になすり伝居るように見える。

 そこで持論であるが、日本には、政治家以外に、学者などの有識者、官僚などからなる、政策について考えつくす事を目的とした『シンクタンク』が必要ということになるのではないか?と私は申し上げているのである!!