P1000041 3月14日が ブルートレイン「あけぼの」のラスト・ランだった!
 21時ごろのニュースで実況していたので、たまたま見たというのが実際ですが・・・

 「あけぼの」・・・
 そのニュースで、青森から日本海側を通って・・・
 新潟から、上越線?を通って・・・
 上野にやってくるというルート・・・

 このルートは初めて知ったのですが・・・
 とても東北の自然あふれる、東北らしいルートなのではないかと、思いました。

 ・・・
 私とブルートレインの関係は・・・
 おそらく生後1歳になる前より・・・
 私は両親に連れられ、熊本・宮崎に・・・
 大体 年に3回程度・・・
 中学生になるまでの間、九州に行ったものでした。

 昭和39年に東海道新幹線が、新大阪まで開通しましたが・・・
 その後も、乗り換えて、ブルートレインで九州に行ったもんでした。

 「みずほ」「さくら」「はやぶさ」「富士」・・・「明星」等々・・・
 沢山の乗りました。

 そして何故か、田舎では私は、東京の代表的な言われ方をされ・・・
 今思えば、多分、田舎の大人たちに 弄ばれていたのかもしれませんし・・・
 豚もおだてりゃ木に登る、的なことで おだてられていたのでしょう・・・

 しかし私は、結構真剣で、東京でしっかり勉強したり、運動して・・・
 その成果を胸を張って、九州の親せきや知人に知らせなくては・・・
 などという心境になり、日常を送っていた幼少期を過ごしました。

 その時の私の気持ちは・・・
 今回「あけぼの」のラスト・ランで・・・
力強く・・・
 雪の中でも、山の中でも、一生懸命前を向いて走る「あけぼの」・・・
 その「あけぼの」に乗って、大志や野望を持って、一方で勤勉さを持って・・・
 上京してきた沢山の東北の人たちの心、日本人の心を、控えめな中に、強く主張する・・・
 その象徴としての「あけぼの」・・・

 声にならない涙が あふれ出てきました。