IMG_0419 大変な自然災害であった。
 今でも当時の映像をみて、動悸と涙が止まらない。
 私なりに2019年9月に、鎮魂の意味を含めて三陸海岸に初めて旅行に行った。
 〜〜〜早 1年半が経過した。

 もともと東北にはなじみが薄い私であるが、2010年夏には東北地方をおおむね一周し・・・
 その時福島県の神社の宝物館で見た昔の津波の屏風・・・人が崖から落ちてくるように描かれた崖のような津波・・・昔にはこんなものが本当に来たのだろうか!?来たならひとたまりもないが、と驚きをもって見た記憶がある。
 そしてそれを10年前、三陸当たりの何十万人もの人たちは体験した。

 10年前・・・
 福島原発は、大爆発を起こした。
 この映像を見たとき・・・
 戦慄としか言いようがなかった。
 そしてそれまでの原発頼みの日本のエネルギー政策のいい加減さと無責任さを遅きに失したが、大変後悔した。・・・日本は未来永劫にわたって滅びの道を歩み始めたと自覚した。
 (にもかかわらず、いまだに日本のエネルギー政策では原発のエネルギーを一定比率で入れたうえでの、長期計画を発表したり・・・
 原発が爆発したという事は、自分で保有している核兵器が暴発したに似ていると私は考えるが、まさしく1945年広島・長崎の原爆投下を経ても、福島原発のいわば核兵器の自爆がおこったにも関わらす核兵器禁止条約にも存在感を示さない日本。・・・絶句する)
 そして今回、いつまでたっても日本という国、世界を含めてであるが、核兵器、原子力エネルギーを用いようとする態度・・・
 何べんとなく、政策の説明では無責任に嘘をつき、何べんとなく関係する国民の心を蹂躙し・・・
 10年たって、その間、上記絶句を経験した人たちの一部は死亡し・・・やがて関係者はみな死に絶えるので、結果的には無策を追及されないだろうという意図さえ感じる無責任さ、楽観的な片づけ仕事。
 10年後のいまでは、核廃棄物の管理の(金銭的な制約を含めた)不確実さをマスコミでは報道している。・・・ましてや核廃棄物などの何十万年以上にわたる管理など出来るはずがない!・・・そんなことは福島原発が爆発した2011.3.14に私ははっきりと自覚した。
 原子力の利用は地球レベルで、現時点では封印すべきことは明らかである。
 〜〜〜とにかく悲しい。

 地震大国日本。
 我々の経験から未来の不幸を絶対の増やしてほしくない!

IMG_0460