月下美人20200711-1 医学においては、患者は生きた教科書である。とよく言う。
 最近患者さんから聞いた。
 自分の職場の若い子は、少し離れた場所でコロナウイルスの検査を受けて陽性であったとの事。
 しかし働きながら・・・同僚に対する説明は・・・
 「服にウイルスが付いていても、陽性反応が出ると聞いている!」・・・??????
 「陽性だったら仕事できないし・・・」・・・???
 〜〜〜いまだにこのような認識の人が実在するという事である。

 私は思う、コロナ陽性患者の下げ止まりで重要な患者群は・・・
 このような自論を展開できる人たちであり・・・
 この人は飲食業ではなかったが、客と接する機会のある人たちの集団である。

 重要な事は、早期の検査と診断。
 そして(耳にタコができるほどマスコミからは聞き飽きるぐらいであるが)国民に対する教育であり・・・
 それは個々の人たちの小さな集団での話あいを頻回に躊躇なく行う事なのだと思う。