コウちゃん20200915 4The decreasing number of COVID-19 patients, due to family cluster decreasing ?? or subclinical infected patients increasing ??

 日々、コロナ患者の診療、発熱外来をしています。
 大体肌で、患者の増減は感じてきました。
 しかし最近の東京の患者数減少については、その根拠について思いつくことがありません。

 私が行っている、小数例のPCRの結果から言えることは、陽性率が低下してきている可能性を感じます。

 また第5波といわれて、昨今、飲食店の方のお話では、さすがにこれ以上政府の依頼通り店を閉めるという事で、飲食店自体が存続の危機に瀕しては・・・
 補助金のどうこうという問題以外に、店を開けて集客に努めなきゃ!と勝負に打って出た思われていた飲食店の方が多いと第5波の当初では実感していたのですが〜〜〜
 店を開けてみると、集客の問題、従業員等の感染の問題があり・・・
 やはり締めざるを得ないと判断しているような印象もあります。

 であれば、渋谷に代表される繁華街の人流は低下するはずですが、そのようなデータは目にしていません。

 だったら何でだろう・・・
 東京の感染者数が減少したのは??
 ワクチン接種率はそれほど増えていないし・・・

 肌で感じるのは、1〜2週間前より、家族内クラスターであるという届出をした人が、軽度減少してきたかもしれません。
 しかしこの現象は、親世代でも、子供世代でも、再び外から家庭にウイルスが持ち込まれることになれば・・・
 特に修学前の子供の感染者が増えれば・・・

 患者数の増加傾向が出ることが予想されるという事になります。

 またほかの可能性としては、デルタ株は感染力が強い分、東京でも不顕性感染者がかなりの比率になってきたのかもしれません。