月下美人20200711-1 今年は、少し穏やかな年明けでした。
 昨年は新年早々、東京の患者数が1000人を超え・・・大変だ!と青ざめた面持ちになった記憶があります。

 そして今年は1月の第2週目ごろから、大量の患者の発生があり・・・
 終わりの見えないトンネルに突然突入した1月でした。
 患者数では東京で2万人を超えました。

 日々患者さんを診ていて、なんとなく、雰囲気としては2月4日あたりから、患者数の上昇の勢いは少しは和らいだかという印象を持っています。

 しかし今後は、(第5波の感染者の減少初期に感じていたのと同じ感覚ですが)流行はしばらくだらだら続くだろうと言う気がしますし、第5波の時のように、突然患者が急速に減少するという予想外の減少は起こらないような気がします。

 またこれだけウイルスも増殖し、それに伴い変異を起こすわけですから・・・
 感染力が強く、病原性も強い変異株が出現しないでくれることを祈ります。