
国会議員は(特に立法を仕事としているという意味では議員は法律意識を高くしているのだろうと思うが・・・)所得があっても申告していなかったという事が、物議となっている。・・・
申告していない?還付金?記載し忘れた。税金を払っていなかった。所得があっても税金を払おうと思わなかった・・・とかいうような表現で、自分らの行為を軽い過失の様に表現しているような印象を持つ。
しかし事態はシンプルで、所得があるのに、納税しなかった。・・・脱税である。
しかも複数人、しかもかなりたくさんの人たちが関与していて、通常は単独犯よりも組織犯の方が、重罪であると認識するのではないかと思うが・・・組織的で、高額である。
しかも関与している人たちが、立法に関係がある。
つまり議員であるという事で、国民に範を示す立場でありながら、逆手にとって、自分らが法律違反といわれないように、巧妙に策を講じてきたのだなぁと我々に勘繰られてみられる立場である。
世の中の道理では、立法に関係ある人達には、厳しい法律の適応があってしかるべきであると思うのだが・・・逆に自分らが法律に問われないように算段するという事は、かなりモラルの低いことであり、罪であるなら余計に重罪となるべきである。
であればなおさら、自分らで作った法律に不備があるのであれば、超法規的に時間をさかのぼって適応するなどの対応があってもしかるべきではないだろうか?
今日は憲法の日。
私は一般国民で法律の専門家ではない。
しかし法律の中の法律である憲法 第30条「納税の義務」なるものがある。
今回の事件は、一般法律違反だけではなく・・・憲法違反ではないか?