m 3. comと言う医療関係者の会員制のサイトがある。
そこでは、「品川美容外科」のご遺族の、警察の情報漏えいについての記事が注目を集めている。(このサイトは開ける方とそうでないか多々いらっしゃると思いましが、一応リンクを張っておきます。)
また最近非常にスキャンダルとして注目を集めた事件であったので、皆様が事件について検索されようと思えば、容易にこの事件に関する情報を手にする事は出来ると思います。
この事件で問題となっている白鳥警部という人は、私が所属していた三宿病院(東京都目黒区)で2004年におきた、業務上過失致死事件の捜査を担当していたという事。
私もこの事件に関しては、非常勤で所属していた状態ではありましたが、印象として事件の経緯にはいくつかの疑問を感じていました。
そして今回当時の院長でいらした紫芝良昌先生が、この警部は司直としてあるまじき言動を、再三行っていたという事を、『医療ガバナンス学会』に2011年7月26日付けで、記事を載せられました。
この記事を拝読し、文面どおり理解させていただくならば・・・
何で今時、この様な前近代的な価値観・・・
具体的には、司直でありながら、故意に事実関係を曲げてでも自分に任された裁量権を行使し、被疑者の弱みに付け込む行動を取った警察関係者が複数存在するという事実。
まずは、司直としての権力を乱用した、脅迫である。
そして、自分自身の利益誘導を試みた。
さらには自分の所属する警察庁と言う組織の他の組織員の再就職先の斡旋と言う金銭的な利益誘導を試みた。
付随して、性犯罪的な事を犯した可能性が指摘される。
先日、新聞やニュースを主とした情報源から、同業である『品川美容外科』では、元々我々医療機関では、今まで聴いたことの無い、警察庁関係者を恒常的に天下りさせて、沢山同機関が恒常的に起こしている医療過誤事件を、常に司直の関係者に天下りをさせることにより味方につけているという?非常に稀な悪質な医療機関なのか?と私は疑問を持たされてしまった!!
しかし今回の一連を知りえた事実が新事実であるのならば・・・
私は、「品川美容整形外科」を軽率にも非難してしまったことに関して、謝罪したい。
また一方で、警察庁と言う組織自体・・・
度重なる不祥事、故意に基づく冤罪、違法行為を、司法権力に裏付けられているにもかかわらず、乱用したというのであれば・・・
非常に根の深い問題であり、重大な問題である。
暴力団に類する『犯罪組織』であることを警察庁自体が自他共に認める行為である。
現存の第三者組織による捜査には非常な困難さを覚えるが・・・
過去の白鳥警部が関連した事件の迅速な再捜査。
警察庁自体の不祥事として公表されていないものの速やかな公表。
この様な不祥事を起こさないための、自浄的対策と、第三者機関による対策が、まさしく今求められている。