a4f3d2f1.JPG 全世界の株価は大きく低迷しています。
 他の国の株価がどれほど切迫した水準か、正確には知りません。
 しかし日本の株価は、1990年ごろのバブル経済の破綻以降、いくつも対策を打ってもなかなか日本の経済は立ち直ることが無く、2003年4月28日に付けたバブル後最安値(終値で7607円88銭)と殆ど同じ7649円となった。

 日本人は誰しも、こんなに早く、ありえないはずの安値を日経平均株価がつけるとは予想していなかった筈である。

 アメリカが箱点になるのは大変なこととアメリカのことばかりを日本は心配していました。心配していた日本は、今月13日に三菱UFJ銀行は1日前倒しでモルガンスタンレーに9000億円を融資実行しました。13日は日経は急落して8200円!!その時は関係者は皆真剣顔が青ざめたことでしょう。しかし翌14日はニューヨークの株の大幅な上昇を受けて、日本株も暴騰、9400円ぐらいに急回復しました。その時は、これでどうにかなったのか
   ・・・?と少しだけ安心したはずです。
 そのときには日本の経済はアメリカ経済を9000億円融資できるほど余裕を持っていました。少なくとも余裕がある筈だと思い込んでいました。
それからたったの10日経過して、起こったこと
   ・・・アメリカよりも先に日本はテンパッテいるのではなく、アメリカ経済に役満を振り込んだ自分に気付いていなくて、一気に箱点になっている自分がいるという事です!!

勿論あの時点でモルガンに融資をしてなければモルガンはリーマンと同様、その時点で破綻していたはずです。
するとそのために、日本経済は間違えなく連鎖で破綻していました。

しかし日本がアメリカを助けたために先に破綻??これでは話が違います。
日本はアメリカばかりではなく、諸外国に援助をしてもらわなくては、恐らく日本が破綻!
   ・・・アメリカ、ヨーロッパ、アジアが破綻するという順番になりますし、非常に短期間にそのようになります!!
      ・・・殆ど同時
 ASEMでヨーロッパ銀行の代表は、’’swim or sink, together ??’’確かにwitに富んではいますが、本当に危険です!!
   ・・・明日が大変重要です!!

 円は世界で最も強い通貨??
   ・・・これは為替上、円キャリー等でそのような為替に一時期的になっただけで、そしてそのために円高となり、輸出関連企業は業績を下方修正せざるを得なくなり、そのことが日経株価を以上に下落させ、その結果、一気に日本は債務超過国ということであれば、当然円は他の通貨に対して、大きく円安となるという事を意味しています。
   ・・・この変化の速度は想像を絶しているという事になります。

 政府は、10月24日以降、考えられる全ての最大限の介入を実行し、一円たりとも日経平均株価を下落させない体勢を実行しない限り、この事態は回避できないという事を意味しています!!
   ・・・とても大変な事態が、図らずも2日前に発生してしまいました。