20090214チョコ2 私は最近半年ほど、真剣に世界経済
   ・・・日本の株価とNYダウを主ではあるが観察してきた!!

 2008年9月15日のリーマンショック辺りから今まで、余りにも酷い円高で日本輸出企業の第3四半期決算は踏みにじられてきた・・・!!

 そのため日本のGDP低下率は年率換算―13%ととんでもない数字になってしまった。

 唯、この点には普段、経済に興味の無い頃には気にもかけていなかった綾がある。

 欧米と日本の学校の新学期が違うように、企業の本決算の期日が、日本と欧米では違うという事である。
   ・・・欧米は12月末日締め
   ・・・日本の企業は3月末日締めが多い!!

 今回は欧米の企業の決算が2008年12月で、日本より先に来る。しかもサブプライム問題は一度は2008年3月のベアスターンズの吸収の時は取り合えず、余り大きな問題とされなかった。
 そのため今回のアメリカ決算が、本当に酷くなり『経済危機』(World economic crisis)といわれて、初めての本決算という位置づけである。
 そこでアメリカ企業はとんでもない決算を出さざるを得なくなるという確実な予想は誰しも持つことが出来た!
 そのため当然、しかも甘い認識?もしくは仕組まれたプロパガンダである『日本はサブプライム問題とは関係がない』という認識からすると、当然円高になる。
 そして本決算の日米での時間差を投機筋のプロならば十二分に認識し、行動できた筈である!!

 分不相応な円高であったため、日本の第3四半期は、おまけにGDPが世界でダントツなほど低下してしまった。
 これでは当然、円安になるしかない
   ・・・おまけにヒラリーやオバマが当然、国債等の売買を含めて、日本に資金を要求するのも
   ・・・これまた常識である!!

 少なくとも急激な勢いで、円でドルのものを買う
   ・・・もしくは円建ての物を売ってドルを得るという動きは、近日中に起こることになる。しかもその動きを先取りした投機的な動きが強ければ、本当に日本がアメリカ国債を買う時には、余計な円を用意しなくてはならなくなる
   ・・・そう考えるのが普通である!!

 掌を裏返すように、さんざん日本を買っていた人たちが、いきなり日本を売る行為に出たと考えるのは余りに不自然である
   ・・・為替レートの大きな変動で、より大きく儲けたいというやつの行動が、とんでもない為替レートの変動を生んでいる!!