
勿論、肉親の死や、自分の強い希望が叶わなかった時、よく知っている人や、行きずりの人の喧嘩したとき、余りにもたくさんの不幸に接した時・・・
別に今の私はボケ爺さんだとは自分では思わない・・・
しかし沢山の挫折も時間が経ってしまうと
・・・結構忘れているような気がする・・・
そして一方で沢山の幸福も戴いたのだと思う・・・
結構覚えているつもりでいるが
・・・無礼なことに、これまた結構忘れてしまっているような気がする・・・
思春期の頃・・・例えば、私は下心もりもりで始めようとしたリードギター・・・
余りにも上手く行かなかった・・・
これではもてるどころの騒ぎではない・・・
厚顔無恥の自分でも、それくらいの事はリアルタイムに認識できた・・・
こんなに酷い自分なんか
・・・死んでも良いのではないか!??
などと自己分析した自分がいたような気がする・・・
もっともっと深刻なことも沢山あった・・・
でも当然、自分の死を選ばなかったという事が、今の自分に繋がっている・・・
勿論、今でも楽しいことばかりではない・・・
少しだけの楽しみのために、今まで歩んできたような気がする・・・