勿論何でもそうであるが、物が二つ以上存在すれば、その二つには違いがある
・・・当然である!
しかし、『格差』という言葉は、差があるという意味だけではなく、不当にとか、不当な理由で、差をつけられたという、ニュアンスを内在する言葉として用いられることが多い!
つまり『都会と田舎の格差』という言葉には、田舎は、地理的に田舎にあるという事だけが理由で、都会とは大きな差をつけられて、不利益を被っているという意味である!
であるなら、その不当なところを是正しなくてはならないと発想するのには、正当性、一理があるように思える・・・!
そしてその差とは、主に、雇用の機会が少ないという事、産業が無いという事、金回りが悪くて生活しにくいという事を指しているように思われる・・・
勿論、空気は綺麗だし、川は綺麗で泳げるし、窓を開けて寝ていても気分が良いという事に、田舎の人が文句を言っていると言う訳ではない!!
直轄費用負担金には問題があるにしても、一方的に地方交付税交付金の増額を求めたりしているようにも感じられる・・・
田舎とは、田舎であるがために、経済的敗者であると決まりきっているのだろうか??
何かしら自分らでやれる事を模索していなかったりしないだろうか・・・?
田舎者という言葉を、逆説的に用いて、自分らが怠慢であることを正当化しようとし過ぎていないだろうか・・・??
田舎にある会社
・・・頑固親父とその同族が、何かを作ったり、運営したりしている
・・・第三者である私のようなものが、一目見て、
『何で・・・しているの??』
と感じることは、少なからずあった
・・・話してみると、経営者側での話が、お互い頑固親父を貫いて、会社の効率を上げたりするような話には繋がらないそうである。もしくは普段は殆ど話すらしないのだそうである
・・・田舎者だからか・・・??
田舎は往々にしてどこでも、観光ぐらいしか金銭を稼ぐ方法が無いと考えているところが多いような印象を持つ・・・!
しかし田舎の村での、観光対策に対する考え方は、
『・・・村のXXXの話で、YYYには関係ない!!』
といった話になり、これも多分議論にいたる前段階で話が途切れてしまうのだそうである・・・!
しかも非常に小さな話である・・・!
似たようなことは、都会でもあるような話ではある
・・・しかし、田舎では、数少ないテーマしかないのであれば、数少ない可能性しかないのであれば、共通した危機感を共有しているのであれば、最低しっかりした話、議論はしていただきたい
・・・そして議論の結果に基づいて、行動を起こしていただきたい・・・!!
何かと劣勢であり、同情しがちな田舎に対して、今回、私は少し見方が変わった・・・!!!