

約30年前、学会発表で盛岡に来た際、学会をサボって宮古までバスで来たことがあります。
その時は宮古の駅の近くの食堂でうどんと寿司を食べた記憶があります。
一方で浄土ヶ浜と言う非常にきれいな浜辺があると聞いて、そこまで行った記憶があります。
船に乗って海に出ると、うみねこが寄ってきて餌をねだります。
こんなに自然に溢れて、宮古は素敵な町なのだと当時感心しました。
今回は、その時行ったパークホテルに寄りました。
お昼はバイキングをやっており、堪能できました。
そして驚いたことに、釜石で開かれているラグビーワールドカップで試合をする予定の、フィジーの選手とナミビアの選手がこのホテルに滞在しているとの事でした。その選手の1人は、178センチの私と比べてみても、3廻りほど大きな まるで大きな岩のような特別な体をした選手たちでした。
一方、浄土ヶ浜と言う地名…
初めてこの名前を知った私は、どうしても現世と、死後の世界と、この辺では交錯しているような場所なのかなと、内心畏怖の念を覚えました。
そして東日本大震災が来てから約8年経ち、この辺も、少しは平静に近くなったような印象を持ちました。
そして、2万人余という想像を絶した自然災害の街街をやっと訪問し・・・
私は自分の人生のはかなさを痛感し・・・
きっと今の私も、これからの私も・・・
先祖や先輩、同僚、地域社会の皆と一緒に・・・
私自身も 生きていても、そうでなくても・・・
私の身の回りの人も 生きていても、そうでなくても・・・
一緒にやっていくのが人生だと実感しました。



