7285bd88.JPG 当然ですが、これからしばらくの間は、オリンピックにおける日本の成績がどうだ、こうだの話題が続くことだと思う。

 しかしあえて私が強調したいのは、以前にも申し上げたとおり、それぞれの選手は町や県や国の代表になるという事は、それだけで十分大したものであるという前提を再認識しようという事である。
・・・ましてやオリンピック代表選手になるという事がどれほど大した事なのか!!

 つまり昨日からの報道を見ていると、成績が予想よりも良くなかった種目。例えば、野球の星野ジャパン、シンクロ団体、マラソンに関しては、
   『何で・・・?』
      『どこが・・・?』
         という論調になっている。

 一方、注目も高く、成績も立派、しかもそれは世界に一つの金メダルであったりした時、今度は
   『なんて素晴らしいんだ!!』
      『(日本国民に)感動を与えた!!』
         『(日本の子供に)夢を与えた!!』
            『その功績は計り知れない!!』
               ・・・とまあ絶賛である!!

 日本で最も高度なレベルのスポーツ、つまり世界レベルでのスポーツにおける技術論、精神論に関しては、多分一般のスポーツ愛好家の我々は、コメントできる立場には無いと思う。その辺は、専門家に任せるしかないのではないか!?

 そして我々は、例え競技に出場する前に、棄権表明したことがあっても、少なくともオリンピックの代表になるまでの、それまでの練習などの努力、そして大会での優秀な結果を収めたことに対して、
   『減点法の評価法』ではなく
      『加点法での評価法』にて、
         それぞれの選手の労をねぎらってあげたいのである!!

 少なくともそれぞれの選手は、『オリンピックの日本代表』という普通の人では到底到達できない高みに到達した功労者なのである!!
   ・・・その上で、更に入賞したり、メダルを取ったりという更なる高みに到達した人たちは、更に素晴らしいのである!!