fa10aae4.JPG 私が幼稚園(保育園)、小学生の頃は、読売巨人軍はV9の全盛期で、野球をすることを覚えたが、何がプロ野球だか理解できない程度の知的レベルであった頃、やっと買ってもらえた草野球用の私のユニホームは、巨人軍のデザインで背番号1番であった!

 私の友人も何人かは私の属する草野球チームで、あるものは縦じまの阪神のユニホームだったり、帽子には赤で『C』が付いていたり、今思うと、野球をするだけで幸せで、統率や統一、ルールも結構適当に決めて野球をすること自体を楽しんでいた観がある。

 我々のチームは、下校時の帰り道、誰彼と顔を合わせては、
 「うちに帰ったら、直ぐね!」
 といった約束の仕方で、団地の集会場の横にある、ブロック塀で囲まれた小さな広場に集まっては、とりあえずは集まった人数を2チームに分けて対戦するという形式であった。

 私は途中小学2年生頃であったか、たまたまテレビで見た背番号6番、土井選手のいぶし銀のような2塁打を見て、その後は6番にした記憶がある。
 当時華々しかった、巨人軍の背番号1番、背番号3番にしなかったところが、その後の私の人生の方向性を暗示していたような気もするのである・・・

 その誰もが知る巨人軍の背番号1番、王選手がダイエー、そしてソフトバンクの監督を勇退される・・・