球磨の風景恒松20070814 ちょっと語弊がある表現ですみません!!

 最近は「環境サミット:洞爺湖サミット」で話題は持ちきりである。

 そこで今更のように、またこんな内容のテレビ番組があってよいのか??という疑問を強く持ちながら、「環境と日本の経済」という事に関して、小泉首相と経団連の間で文書に残らない密約があったという番組を昨日の夜に見た。

 その舞台は2001年初頭である。1997年の京都議定書を、多分日本がリーダーシップを取って作成した。しかし世界最大のCO2排出国、世界の6割?のCO2を排出しているアメリカは、自国のメリットが無いという理由から参加もしなければ、批准もしなかったというのは、周知の事実である。
・・・その時アメリカって国は、何て自分勝手で酷い国だろうという印象を持ったのを記憶している。

 その番組の内容は、小泉首相と経団連の当時の会長をはじめとした経団連関係者、そして環境省の官僚の話である。
 2001年ごろの認識として、日本としても京都議定書の関係もあり、環境対策を取らないというのは許されないであろう
 ・・・しかし経団連としては、環境対策で強制力を持った政策は経済維持・発展のためには認めるわけにはいかない
    ・・・であれば強制力なくして政府としては環境問題に取り組んでいるという態度を示し、表現としては「環境と経済を両立させる政策・・・」という表現で、政治姿勢を示してくれという密約が、小泉首相と経団連関係者の間で取り交わされたそうである!!??

つまり日本としてはCO2削減を事実上しないという事を2001年に首相が認めたという内容!!

実際に、そのように表現された文章と首相のテレビ録画が披露されていた。
そしてこの原則は2012年まで効力があるという内容であった!!

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